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2023.07.18更新

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プロシェアリング業界を創るサーキュレーションのリファラル採用 「全員人事」で紹介したくなる会社創りを

今回は、「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」をビジョンに掲げ、プロ人材の経験・知見を複数の企業で活用するプロシェアリングサービスを展開する株式会社サーキュレーション様の事例をご紹介致します。

サーキュレーションの組織は、この3年間で社員数約30名から150名へと拡大中。
創業時から「全員人事」を掲げ、リファラル活動においては現在4つの取り組みを行っているそうです。

  • リファラル採用のマニュアル『Circumate COMPLETE BOOK』
  • 採用・交流イベント『CIRCULATION LOUNGE』
  • 賞品・表彰制度
  • 社員とともに「Circumate Project」を組成

実際にリファラル経由で入社したという、人事部の植田氏と樺澤氏にリファラル採用に対する想いと具体的な取り組みをお伺いしました。

株式会社サーキュレーション
従業員数: 社員138名・自社活用ノマド 39名(インターン含む)
合計 177名(2019年5月時点)
事業概要:

プロシェアリング事業(プロフェッショナル人材の経験・知見を活用した経営課題解決支援サービス) 他

人事部 植田 未優氏(左)
人事部 樺澤 芽依氏(右)

その他企業様の導入事例をまとめています!
下記からダウンロードください。

リファラル採用導入・運用事例
『ベンチャー企業編』

創業期から掲げる「全員人事」

創業期から掲げる「全員人事」

まず、サーキュレーション様の人事部のミッションを教えてください。

樺澤氏:
大きなミッションの一つは“採用”です。会社の直近の目標として「プロシェアリング業界を創ること」を掲げています。新しい業界を創るためには事業が強くなるのはもちろんですが、組織も強くなければいけません。一緒にマーケットを創っていくという志を持つ、素敵な仲間を集めていきたいと思っています。

また、この3年間で社員数が30名から150名へと約5倍に増えました。組織が急拡大中の今期は採用以外にも特に制度企画、組織サーベイ、オンボーディングなど組織創りにも注力し始めています。

採用に力を入れている中で、もともとリファラル採用にも取り組んでいたのでしょうか?

樺澤氏:
創業期から「全員人事」を掲げ、創業当初は“NAKAMA CIRCULATION”、今は”Circumate”と名付けてリファラル採用活動を推進しています。この活動は代表久保田の想いから取り組んできたものです。

「創業当初から、自社のメンバーが圧倒的に高い当事者意識をもっているからこそ、自分の友人や知人にビジョンを話し、新しい仲間を連れてきてくれています。リファラルはその会社の未来を創るための戦略で、気持ちいい仲間の周りには気持ちいい仲間がいます。事業創りは仲間集めから始まると思っています。」(代表・久保田氏)

私たち人事としても、仲間集めは人事だけでは難しいと思っています。もちろん社員に頼るわけではなく、社員と一緒に強い組織を創ってビジョン実現を目指していきたいと思っています。その想いから「全員人事」というコンセプトのもと、リファラル採用を推進してきました。

「全員人事」を実現するための4つの取り組み

Circumateロゴ

リファラル採用の促進にあたって、具体的にどのような施策をしていますか?

樺澤氏:
当社のリファラル採用活動である“Circumate”では、「全員人事」を実現するために主に4つの取り組みをしています。

リファラル採用のマニュアル『Circumate COMPLETE BOOK』の作成

リファラル採用に取り組みやすい環境を創るために、リファラル採用に関する情報を整理・見える化したマニュアルを作成して配布しています。とにかく、シンプルで分かりやすく、を意識しています。イベント招待から内定承諾までのフローや、会食の申請の仕方などが書いてあるので、一回読めば具体的にどういうアクションを取ればいいのかが分かるようになっています。

また、仲間集めの文化を皆で創っていくという意味から、社員から受けた質問内容やイベントでもらったフィードバックも随時反映するようにしています。

採用・交流イベント『CIRCULATION LOUNGE』

社員のご友人に当社のことを知ってもらったり、遊びにきて頂く機会を創るために、採用・交流イベントを定期的に企画しています。実は、私が入社したきっかけもこのイベントでした!経営者・専門家をお招きして、代表の久保田と“これからの新しい働き方” “経営”など、当社ならではのテーマでパネルディスカッションすることがメインコンテンツです。

コンテンツの後には、社員とのコミュニケーションを通じて会社のビジョンや事業、社員についてより知ってもらえるような場を設けています。当社では、一人ひとりの社員が「なぜ自社に入ったか」「どこに魅力を感じているか」「どんなビジョンを成し遂げたいか」などを積極的に話す文化があるので、このような場でこそ会社の雰囲気や風土を理解してもらえるんじゃないかなと思っています。最近はチームごとにイベント実施するなど形を変えながら、企画運営しています。

賞品・表彰制度

社員が会社の強みや魅力を理解し、大切な友人・知人を魅了してくれていることに、全力で感謝と賞賛を伝えたいと考えています。現在、半期に1度のキックオフの場で、仲間集めに協力してくれた社員やチームを代表の久保田が表彰しています。

表彰を受けた人は周りへの感謝やどんな想いで仲間集めをしているかを話してくれます。賞を取ることを目標にしてくれている社員もいるので、続けていきたい文化ですね。

社員とともに「Circumate Project」を組成

組織が拡大し続ける中で、より会社全体でリファラル活動を推進していくため、社員とともに「Circumate Project」を組成しました。リファラル採用とは、短期間・人事だけで成果を出せるものではなく、役員を含め全社員の協力と、紹介したくなる会社を創ることが非常に重要だと考えています。

まずはリファラル活動の「認知」と「感謝」の発信を増やしていくために、様々な部署から集まったプロジェクトメンバーとともに、施策を検討・実施していきます。

まだ始まったばかりのプロジェクトですが、プロジェクトのメンバーが非常に前向きに取り組んでくれていて、より社内のリファラル活動の発信が増えていきそうです。

とても積極的な取り組みをされていて素晴らしいですね。かわいいロゴも作られているのは、理由があるのでしょうか?

植田氏:
私自身前職ではPRを担当していました。その経験から”伝えたいことだけをただ言うだけでは伝わらない”と考えていたんです。みんながロゴをつけたくなったり、「Circumateやっているな」って目でも認知できたりすると、社内のブランディングになると思ったので。

また、人事担当も「このロゴかわいい!」と思えるだけでテンションが上がるじゃないですか。実はロゴ案は20案くらい出て、その中からブラッシュアップして創りました。ロゴがなくてもリファラル採用の推進はできますが、ロゴがあることによって当社が創りたい「リファラル文化の可視化」ができるかなと思っています。

社員も人事もテンションが上がるような取り組みにしているんですね。

植田氏:
当事者のテンション上がるのは、とても大事だと思うんです。リファラル採用も、結局自分の会社が好きじゃないと紹介したくならないじゃないですか。強制するのではなくて、自発的に「紹介したい」と思ってもらえるように、前向きな楽しい取り組みになるように工夫しています。

組織が拡大しても、一人ひとりが、ビジョンや入社した理由を語れるカルチャーを創る

組織が拡大しても、一人ひとりが、ビジョンや入社した理由を語れるカルチャーを創る

すでにリファラル採用活性化の取り組みはされていたと思いますが、そんな中で今回MyReferを導入した目的は何だったのでしょうか?

①より丁寧な対応と、適切な情報管理をするため

樺澤氏:
これまでは社員から人事への連絡経路が統一されておらず、slack、メッセンジャー、メールなど、様々なチャネルから情報が集まってくる状態でした。リファラルはとても繊細な取り組みです。

どんな時も丁寧な対応と、適切な情報管理をできるよう、リファラル採用のプラットフォームを使って、情報の一元化をしようと思いました。情報がまとまったことで以前よりも、より適切なコミュニケーションが取れるようになりました。

②タイミングが合わなかった方にも継続的に想いを伝えていくため

樺澤氏:
せっかく社員から紹介してもらっても、転職意向や空きポジションの関係で、双方のタイミングが合わない場合がありました。採用の難しさの1つに「同じ人は2人いない」ということがあります。だからこそ、お1人お1人との出会いにこだわり続けたいと考えています。

MyReferのタレントプールを使用すれば、タイミングが合わず応募や入社に至らなかった方とも、継続的にコンタクトを取れるようになるため、導入を進めました。
社員から繋いでもらったご縁を、長期的に大切にしていきたいと思っています。

③求める人物像やポジションを具体的に伝えるため

植田氏:
また、今後ますますリファラル採用を強化していくため、MyReferを通じてリファラルに関する情報を発信していきたいと考えています。

MyReferで活動データを分析できるようになったことで、どんな情報が社員に伝わりやすく、どんな情報だと伝わりにくいのか見えるようになりました。

ただ「紹介してください」というコミュニケーションだけでは紹介しにくいので、今会社がどんな人を求めていて、どんなふうに声を掛けたらいいのか、イメージが湧くように具体例を出して発信していこうと思っています。

ポジションごとのURLを気軽に友人に送れるので、会社について話す機会の創出にも繋がっていると思います。

「個人と会社が共に成長する組織」を目指して

「個人と会社が共に成長する組織」を目指して

リファラル採用の成果を教えてください。

樺澤氏:
社員約150名のうち、30名ほどがリファラル採用経由で入社していて、組織の中核となっているメンバーも多いです。

MyReferを導入したことで、社員が以前よりも「紹介しやすい環境づくり」ができたと感じています。入社時の研修でリファラル採用の意義やMyReferの説明を行うことで最近入社した方にも、入社後すぐにリファラル採用に取り組んでいただけています。

「紹介したくなる会社創り」が重要なことはもちろんのこと、「紹介しやすい環境創り」も、また重要だと考えています。これからもMyReferを活用しながら、より「全員人事」の文化を強くしていきたいと思っています。

今後の展望と、社員や候補者に対するメッセージをお願いします!

樺澤氏:
社員に対しては…いつも本当に、ありがとうございます!!!!

ベンチャーをやっていてワクワクすることのひとつに「新しい仲間がジョインすることによりできることが増え、新しい挑戦ができる」ということがあると思っています。
仲間集めは人事だけではできないので、協力してくれる社員の皆さんへ、心より感謝をしています。

私たちは、今もこれからも「個人と会社が共に成長する組織」を目指しています。そのために、プロになれる組織創りや、人事施策に取り組んでいます。まだまだ未熟な組織であり、これから多くの課題に直面もすると思いますが、共に楽しみながら、学びながら、乗り越えていければと思います!

植田氏:
150名と組織が大きくなってきましたが、まだまだ挑戦できることはたくさんあるとお伝えしたいです。唯一無二のエクセレントカンパニーになっていきたいと思っているので、「社会課題を解決したい」「自己成長していきたい」など想いのある人にはぜひ社員と話してみてほしいです。

編集後記

今回は、サーキュレーション様のリファラル採用活動”Circumate”についてお伝えしました。「一緒にマーケットを創っていくという志を持つ、素敵な仲間を集めていく」という想いが、リファラル採用の推進力になっていると感じました。

ベンチャー企業では創業期からリファラル採用に取り組む企業も多いのではないでしょうか。
サーキュレーション様独自のリファラル施策では、人事も社員も楽しめるようなインターナルブランディングに力を入れているところが素敵でした。弊社としても引き続きリファラル採用ツールを通して、サーキュレーション様の強い組織作りに貢献していきたいと思います。

ビジョン実現や組織拡大にあたって、より本格的にリファラル採用を進めていきたい企業様は、ぜひMyReferを活用したリファラル採用のご導入を検討してみてください。

リファラル採用導入事例 ベンチャー企業編 バナー画像
ベンチャー企業 事例ダウンロード

監修者情報

監修 | TalentX Lab.編集部
この記事は株式会社TalentXが運営するTalentX Lab.の編集部が監修しています。TalentX Lab.は株式会社TalentXが運営するタレントアクイジションを科学するメディアです。自社の採用戦略を設計し、転職潜在層から応募獲得、魅力付け、入社後活躍につなげるためのタレントアクイジション事例やノウハウを発信しています。記事内容にご質問などがございましたら、こちらよりご連絡ください。

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