一覧へ戻る

2023.07.19更新

Share

  • X
  • Facebook
  • LINE
  • Copied!

異業種・他部署でも紹介が起こるアイレップのリファラル採用事例──紹介されたことが自信になり、会社と紹介者に恩返しをしたい

リファラル採用というと、経験も実績も豊富で「ドンピシャ」な人材を紹介するイメージがあるかもしれません。しかし、ポテンシャルと適性を見抜き紹介するケースもあります。
アイレップ様のリファラル採用もそうした事例の一つ。デジタル分野の広告事業を展開するアイレップ様は、近年リファラル採用を積極的に推し進めています。社員がよく知る友人・知人を紹介するからこそ、時に業界の経験や知識以上に大切になる適性を考慮したマッチングが図れます。 

今回はプランニング&クリエイティブUnit インタラクティブデザインDivの池田さんとグローバル戦略室 アウトバンドグループの平牧さんのリファラル採用ストーリーをお届けします。前職でともに仕事をしていたお二人は、平牧さんが転職の相談をしたことがきっかけで、再び一緒に働くことになりました。全く経験のない異業種の転職で、かつ紹介者がいる部署とは異なる部署へのリファラル事例のお話を伺いました。

株式会社アイレップ
  【紹介した社員】プランニング&クリエイティブUnit
インタラクティブデザインDiv 池田 好伸さん(左)

2021年4月に中途入社。前職はイベントやプロモーションのプロダクションで、様々なクライアントのイベントの企画・運営に携わる。現在は、PR領域やライブコマースなどアクティベーションを管轄している。
  【内定した友人】グローバル戦略室 アウトバンドグループ 平牧 紗美さん(右)
大学を卒業後、世界的に有名なサーカスのショー関連のセールスやホテルのバンケット営業など複数の会社で経験を積む。前職の観光局で池田さんと知り合い、意気投合する。2021年10月、アイレップに入社。グローバルの経験を活かし、アウトバンド営業の強化に取り組む。

その他企業様の導入事例をまとめています!
下記からダウンロードください。

リファラル採用導入・運用事例
『Net・広告編』

大きなイベントをともに作り上げてきた仲間だから、また一緒に働きたいと思った

まずは、お二人のつながりを教えてください。

池田さん:
前職はイベントやプロモーションのプロダクションにいました。平牧さんはその時のクライアントの一人だったんですね。オフラインのBtoCイベントやコロナ禍ではオンラインイベントなどを一緒に作り上げていました。

平牧さん:
前職はリゾート地の観光局に勤めており、池田さんがおっしゃったように、一緒にイベント作りを行っていました。一緒にと言っても、観光局にはイベントに詳しい人材がいなかったので、企画から制作、運営に至るまでをお任せしていました。私自身も、イベント担当者の退職に伴い業務を引き継いだだけで経験はゼロでした。一方、そのリゾート地は日本人観光客の誘致に力を入れており、中には何千万~何億円の予算を動かすBtoCのイベントもありました。絶対に失敗してはいけないというプレッシャーがあるなか、池田さんにはたくさんのアイデアをいただいて、支えてもらいました。その結果、本国から高い評価をいただくに至っています。これもすべて池田さんのおかげと言っても過言ではありません。もう感謝しかありませんね。

池田さんが平牧さんにアイレップを紹介したきっかけを教えてください。

池田さん:
私自身がリファラル採用に近い形でアイレップに入社しています。アイレップは年に2回ほど全社会議をやっており、前職でその運営を担当していました。全社会議はその会社を知る良い機会で、外部の人間で一番アイレップのことを知っていたと思います。やはり知っている会社、知っている人がいる会社への転職は安心感が違いますよね。

今回は、平牧さんからLINEを通じて転職の相談を受けていました。平牧さんにとっても、知り合いのいる会社に転職するほうが安心できるだろうとの思いから「うちはどう?」とまずは軽く声をかけたのです。

平牧さん:
昨年、コロナをきっかけに自分自身のキャリアを改めて見つめ直しました。このまま観光業界にいるべきなのかと考え、2021年6月ごろから転職活動を始めたのです。一方で、観光業界以外のことはほとんど何もわかりません。それで、池田さんにLINEで相談し、アドバイスを求めました。

平牧さんのどのようなところが自社にマッチすると思ったのですか?

池田さん:
平牧さんは明るくて、とても前向きな人柄です。先ほど「イベントができたのは池田のおかげ」と言ってもらっていますが、大きなイベントはクライアントとプロダクションが一丸にならないと良いものはできません。その意味で、私たちも平牧さんには非常に助けられているんです。一緒に働いていてとても楽しかったですよ。また一緒に働きたいという思いがあって紹介しました。

スキル面でも、これまでずっと外国人とビジネスをしてきた経験は非常に貴重で、アイレップとしても欲しい人材でした。単に英語を話せるだけにとどまらず、異文化への理解があることは仕事をする上で大きな武器となります。何より、営業向きのキャラクターですし、業界未経験とはいえ、アイレップで十分に活躍できると考えました。

異業種・部署を超えた紹介だからこそ、入った後のことを考えて慎重にフォロー

平牧さんは、池田さんからの紹介を受けた時、どのように転職活動を行っていましたか?

平牧さん:
エージェントを活用したり、自分で求人情報を探したりしていました。業界や業種はバラバラで、大使館やメーカーなどの選考を受けていましたね。転職先を探す上で一番大切にしていたことは社内の対人関係です。給与など条件が良くても、ネットの口コミを見て飛び込むのを躊躇することもあり、最終的な決定はできずにいました。

それで池田さんに相談したんですね。異業種の転職にはハードルもあると思いますが、平牧さんは紹介を受けた時にどのように感じましたか?

平牧さん:
池田さんがアイレップに転職した時にホームページを見ており、デジタルマーケティングの会社ということは知っていたので、紹介された時は驚きました。経験や知識のまったくない業界でしたので。ただ、池田さんからデジタルマーケティングに関する本を紹介してもらって、とても興味を持ちました。普段本を読まない私が、プロローグからグイグイと引き付けられるんですね。改めてホームページを見て、特に社員のブログに惹かれました。とてもキラキラ輝いている印象を受け、素敵な会社だな、ぜひ働きたいと池田さんには強くお伝えしました。

池田さんは異業界の会社を紹介するにあたり、気をつけたことや注意したことはありますか?

池田さん:
平牧さんなら、紹介したらきっと入社してくれるだろうと思いました。ただ、だからこそ慎重になりました。リファラル採用で入社したら、辞めづらいからです。実際に入社してなんか違うとなるのは、お互いにとってハッピーじゃない。しかも今回の場合は、グローバル戦略室という私が所属する部署とは異なる部署への紹介です。グローバル戦略室がどんなことをやっているのか、正確にはわからない部分があります。可能な限り会社のことを正確に伝えようと考え、本を読んでもらうなどしたんです。入社した後に平牧さんが持ち前の経験や能力を発揮して活躍できるか。慎重に考えました。

リスペクトしている池田さんが、楽しく仕事していることが一番の信頼材料だった

紹介を受けた後、選考はどのように進みましたか?

池田さん:
グローバルの部署は子会社化しており、アイレップ全体の採用スキームと違うため、グループ会社に相談しました。当時はリファラル採用の制度があることを知らなかったので、直にグローバルの部署のトップとナンバーツーに連絡して、平牧さんをつなぎました。

平牧さん:
連絡をいただいて、面接を3回受けました。グローバルの部署と池田さんは直接一緒に仕事をすることはないようですが、社内で配信されているウェビナーなどを通じ、池田さんのことはよく知っていたようです。あの池田さんが紹介するのなら大丈夫だろうという信頼があり、選考はとてもスムーズに進みました。

平牧さんが最終的にアイレップに入社を決意した理由を教えてください。

平牧さん:
先ほど、転職先には社内の人間関係を重視しているとお伝えしました。それについては、池田さんからグローバル戦略室は約10人のチームで、いつもとても和気あいあいと仕事をしていると聞いていたので、安心していました。

何より、尊敬する池田さんが楽しい、転職して良かったと言っており、そのことが一番の大きな決め手となりました。ネットの情報とは比べ物にならないほどの信憑性があります。実際、池田さんはとても明るい表情をしており、素敵な会社だということが想像できたんです。その時、他にも選考が進んでいる会社があり、給料や福利厚生も申し分ありませんでした。迷う気持ちもあったのですが、池田さんを知っている両親からも後押しされ、働いている時の楽しさやワクワク感を大切にしようと思って、入社を決めました。

紹介されたことが自信になった。会社と紹介者に恩返ししたい

リファラル採用で良かったことを教えてください。

池田さん:
友人・知人を通じて会社を知ることができるのは、とても良いことだと思います。ネットの情報はネガティブな内容が少なくありません。その会社を辞めた人が書いていることもあり、マイナス面ばかりが強調されていることもあるでしょう。その分を割り引いて考えなくてはならず、真実が見えにくい。だからこそ、現在の働いている社員のリアルな声はとても貴重で、その声を聴くことができるのがリファラル採用の最大の良さと言えます。

平牧さん:
生きた情報を信頼している人からもらえるのは、リファラル採用ならではの良さだと、私も思います。おかげさまで、安心して入社できました。アイレップも今ではリファラル採用の制度が整っており、紹介のハードルが低く、うまくいけばインセンティブももらえます。でも、私が紹介を受けた時は、制度は十分には整っていませんでした。池田さんには、煩わしさもリスクもあったのではないでしょうか。それでも紹介してもらえたことが、自信につながりました。モチベーションも自然とわいてきますね。池田さんには紹介して良かったと思ってもらいたいですし、私が良い成果を出すことで、池田さんの評価にもつながるはずです。池田さんに恩返ししたいですし、池田さんと私を信頼して採用を決めてくれた会社にも恩返ししたい。今はそんな気持ちで仕事と向き合っています。

社員として、リファラル採用の制度や取り組みをどのように捉えていますか?

池田さん:
リファラル採用はこれからもっと強化すべきです。人事部は積極的に推進していますし、私も協力を惜しまないつもりです。面接や面談をして感じるのが、労働人口の減少や優秀な人材の奪い合いが起こっていることもあってか、これだという人はなかなか来ないということです。自社の仕事内容や社風を伝える難しさもあるでしょう。そうしたことを考えると、リファラル採用はいかにマッチングに優れているかがわかります。ポテンシャルや適性のある人材を採用するには、リファラル採用がもっとも効果的だと捉えています。

最後に、平松さんの今後の目標や夢を教えてください。

平牧さん:
まずは仕事で、クライアントがハッピーになってもらい、結果を出したいと思っています。その上で、グローバル戦略室のツートップから池田さんが「良い人材を紹介してくれてありがとう」と言われることを目指します。アイレップを紹介していただいて、池田さんには本当に感謝しています。アイレップは人材をとても大事にする会社で、中途入社にも関わらず、私のように異業種からきた者には3カ月もの研修期間が用意されています。こうした会社は他に知りません。入社して本当に良かったです。繰り返しになりますが、池田さんにも会社にも恩返しできるよう頑張っていきたいと思います。

編集後記

異業種で部署を超えたアイレップ様のリファラル事例をご紹介しました。紹介者と被紹介者の間で確かな信頼関係が構築されていると、その分、情報の確からしさが高まり、スムーズな選考、入社、オンボーディングへとつながります。オンボーディングがうまくいったのは、入社後の活躍までしっかりとイメージして紹介していた点も大きいでしょう。
インタビューにお答えいただいた池田さんが採用の最前線で感じているように、自社にマッチした人材の採用は難しくなる一方です。このような中、リファラル採用は精度の高い採用を行うには最適な手法の一つと言えます。
当社では、良質なマッチングの創出に向け、積極的なサポートを惜しみません。リファラル採用に興味のある方は、ぜひMyReferにお気軽にご相談ください。

リファラル採用導入事例 Net・広告 バナー画像

Net・広告業界 事例ダウンロード

監修者情報

監修 | TalentX Lab.編集部
この記事は株式会社TalentXが運営するTalentX Lab.の編集部が監修しています。TalentX Lab.は株式会社TalentXが運営するタレントアクイジションを科学するメディアです。自社の採用戦略を設計し、転職潜在層から応募獲得、魅力付け、入社後活躍につなげるためのタレントアクイジション事例やノウハウを発信しています。記事内容にご質問などがございましたら、こちらよりご連絡ください。

Share

  • X
  • Facebook
  • LINE
  • Copied!

採用とエンゲージメントが
つながる

Talent Acquisition Economy.

Myシリーズではじまる、
あなたの会社の変革

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。