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2024.08.28更新

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過去応募者への再アプローチと有効性

労働人口減少や各社の採用強化を背景に採用難易度が上昇する中、「過去応募者への再アプローチ」を実施する企業が増加しています。

  • なぜ過去応募者へのアプローチを実施する企業が増加しているのか
  • そもそも内定辞退者や不採用者に再度連絡することは問題ないのか
  • 過去応募者に再度アプローチを実施することでどんなメリットがあるのか
  • どのように過去応募者にアプローチを実施するのか

そのような疑問がある方に向け本記事では、各社が取り組む背景から期待できるメリット、また実施するにあたって気を付けるポイントなどをまとめた資料を作成しました。是非新たな採用カードの1つとしてご活用ください。

※本記事では、レポートの一部を抜粋して取り上げています。全文は下記リンクよりダウンロード可能です。

過去応募者に再アプローチする背景

日本の労働人口が減少する中で、doda転職求人倍率レポート(2022年10月発行版)によると、新型コロナウイルスが一定の終息をみせた2020年夏以降、求人倍率は上昇し続けています。

こうした状況を反映し、リクルートが2021年に実施した中途採用の充足状況に関するアンケートによると、採用計画を100%以上満たしている企業は全体の2割以下に留まり、採用計画を満たせていない企業が全体の8割超を占めるという結果となっております。

こうした背景もあり、企業は転職活動を積極的に実施していない「転職潜在層」へのアプローチを強化する必要に迫られています。

今回のテーマである、過去応募者・内定辞退者・不採用者への連絡も、この「転職潜在層」の一つとして位置付けられます。

過去候補者に再度アプローチを実施するメリット

「内定を出したものの、辞退となった優秀なAさん」
「カジュアル面談を行ったが、中長期で転職を考えているBさん」
「イベントに参加していただいたものの、応募には至らなかったCさん」
「採用要件の違いから不採用にしたが、能力や人格は申し分なかったDさん」

上記のように”接点はあったものの、その時入社に至らなかった候補者”が多数存在します。企業の採用担当者から、このような候補者を掛け捨てにしているという声をよく聞きます。

下記では、そのような人物に再度アプローチを実施するメリットをお伝えします。

1.単願で優秀な人材の確保が可能

再アプローチ時の候補者と企業の間柄は、見ず知らずの関係ではなく、一度選考で話してお互いに理解しているところから始まります。

転職サイト・人材紹介会社を活用した採用競合と戦う採用では、各社と転職顕在層を取り合うことになりますが、過去応募者への再アプローチを行う採用では、単願でアプローチが可能です。また、過去接点を持っているため、候補者の意向の高い状態で声をかけることが可能です。

2.候補者体験を見直すきっかけになる

改めて過去応募者に連絡することで、当時なぜ辞退されたのか、なぜ興味を持ってくれたのかなど、候補者体験に関する情報が手に入り、採用活動における候補者体験(CX)を見直し、PDCAを回すきっかけとなります。

3.転職潜在層から母集団を形成する採用チャネルを構築

採用を実施すればするほど、接点者が増加するため、母集団化できる対象も増加させることが可能です。従来の採用手法であるエージェントやスカウトなどは転職顕在層へのアプローチなのに対し、過去応募者の掘り起こしは潜在層アプローチで、過去取り逃がした候補者の転職意向が高まるタイミングで再応募の獲得が可能です。

9割弱の候補者は、企業からの再スカウトに好意的である

一度辞退された候補者に連絡をして、候補者からの印象はどうなのかと疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。実際は86.6%の候補者が、再度のスカウトを好意的に感じています。

また、76.3%の企業が再スカウトにより採用決定に至った実績もあり、20%以上の企業は10名以上の採用決定を生み出しているのです。

掘り起こしを成功させるコツ

1.タレントデータの管理

再アプローチ時は「なぜあなたなのか」が伝わるメッセージが必要です。候補者の個人情報に加えて辞退理由や評価メモをセットで残しておくことが重要です。

2.スカウト内容

候補者ごとに辞退した理由は異なります。「なぜ再度連絡したのか」「過去どんなシーンで接点を持ったのか」とパーソナライズメッセージを考える必要があります。

3.スカウト時期

新しい会社に転職した候補者だと、すぐに転職する可能性は低いです。しかし思っていた条件と異なり早期離職するケースなど、実際に各候補者の転職意向が高まるタイミングは予測不可能なため、定期的なコミュニケーションは必要。

4.スカウトを送る方法

候補者の転職熱度や貴社理解度に合わせた形で、誰からどうアプローチするかを戦略的に考えることが重要です。

サンプルメール、メール送付時の問題点

本記事では、各社が過去候補者へのアプローチに取り組む背景やメリット、成功のコツについて記載をいたしました。是非この記事を参考に、過去候補者へのアプローチを検討いただけますと幸いです。

資料内には実際に掘り起こしに活用できるサンプルメールや、再アプローチに成功している顧客事例、スカウトメール送付時に抑えるべき関連法や業務効率などの問題点についても記載しています。「過去応募者への再アプローチと有効性」の資料ダウンロードをご希望される方は、下記のボタンよりお気軽にお問い合わせください。

資料内でご確認いただける内容

  • 中途採用市場と各社の採用状況
  • 過去応募者へ再アプローチするメリットと詳細
  • 過去応募者アプローチに関する実態調査データ
  • 過去応募者アプローチに成功している顧客事例
  • 掘り起こしを成功させるコツ
  • サンプルメールとポイント
  • スカウト送信時に気を付けるべき問題点と解決方法

監修者情報

監修 | TalentX Lab.編集部
この記事は株式会社TalentXが運営するTalentX Lab.の編集部が監修しています。TalentX Lab.は株式会社TalentXが運営するタレント・アクイジションを科学するメディアです。自社の採用戦略を設計し、転職潜在層から応募獲得、魅力付け、入社後活躍につなげるためのタレント・アクイジション事例やノウハウを発信しています。記事内容にご質問などがございましたら、こちらよりご連絡ください。

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