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2024.10.10更新

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リファラル採用 社内広報大全

様々な企業の採用変革を支援している当社には、「リファラル採用制度を導入したが成果が生まれない」という相談が頻繁に寄せられます。要因を調査したところ、そもそも制度が社内で認知されておらず、社内広報に問題を抱えているケースが多いことが分かってきました。

そこで今回、社内の認知が進み「社員が知人に声掛け出来る状態」にするための施策をまとめた資料集「リファラル採用 社内広報大全」をリリースしました。資料は経営者、経営企画、人事責任者、人事企画、人事担当者様が、リファラル採用における正しい社内認知獲得の方法を学び、全社を巻き込み推進できる状態にするための内容となります。本記事では一部を抜粋し、主に導入期で行うべき施策の紹介と、成功に向けて改善すべき課題などをご紹介します。

「リファラル採用 社内広報大全」ダウンロードはこちら

リファラル採用の成功における、社内広報の重要性

「リファラル採用制度を導入したが成果が生まれない」という場合、そもそも制度が社内で認知されておらず、社内広報に問題を抱えている割合が多くを占めます。

そもそも「リファラル採用における認知」とは

リファラル採用における認知とは、単に制度を知っているかどうかだけでなく、自社紹介の大半を占める「プライベートで知人から相談を受ける受動的なシーンで想起できる」状態を指します。

採用がメインミッションでない社員にとってリファラル採用は忘れるものであることを前提に、多角的かつ定期的な情報発信により思い出す仕組みをつくることが重要といえます。週1回以上の頻度で社内情報発信している企業は月1回未満の企業に比べて、リファラルによる応募数が4.8倍にのぼるという調査結果*MyRefer導入企業調査も出ています。

リファラル採用制度の社内認知獲得に向けた4つのフェーズ

リファラル採用制度における社内認知獲得への動きは、大きく4つのフェーズに分けて考えることが重要です。

  • フェーズ1. 導入準備:リファラル採用の導入意義を整理し、制度設計を行う
  • フェーズ2. 導入期 :全社に対して告知し、リファラル採用施策を開始する
  • フェーズ3. 促進期 :認知・行動促進に向けた各施策を実施し、社員を巻き込んでいく
  • フェーズ4. 浸透期 :状況を分析し、さらなる成果拡大に向けた対策を講じる

ここでは、「フェーズ1.導入準備」「フェーズ2.導入期」に行うべき施策の一部を紹介します。

社内広報施策の全体像にご興味をお持ちの方は、下記ボタンからダウンロードをお願いします。

「リファラル採用 社内広報大全」ダウンロードはこちら

フェーズ1.導入準備

トライアル導入

大きな組織でリファラル採用制度を導入する際によく行われる施策は、一部部門や対象者を限定してのトライアル導入です。リファラル採用は多くの他採用施策とは異なり、組織へのエンゲージメント効果がある採用施策です。そのため、自社組織への影響度合いを調べるためにトライアル導入が行われます。また社内文化を照らし合わせた際の、効率的な社内広報施策を検討することも目的としています。

ある電機メーカーでは全社導入を前に、メリット・デメリットの洗い出しを目的として、9か月間のトライアルを実施しました。若手・キャリア入社者・やりたい部署に限定した約500名を対象として実施され、複数名の採用成果や懸念点解消が確認されたことを受けて、全社展開を行っています。また、社内広報施策についてもいくつかのプランがテストされました。

フェーズ2.導入期

トップメッセージ

リファラル採用は他採用施策とは異なり、文字通り「対象となる全社員」で行われます。そのため、人事からだけでなく、役員や部門長を巻き込むことで、 「採用は人事のミッション」というイメージを払拭することが重要です。

この時トップからは「なぜ?」から始まる感情的言語(ストーリー)を用い、 長期記憶として根付かせることが求められます。

説明会

リファラル採用制度が成功している企業の多くは、マネージャーが積極的か協力的だという特徴があります。あらゆる会議体を回り、マネージャー陣と協力しながら説明会を実施します。

採用オウンドメディアへの掲載

リファラル採用というと、「社員が知人に声をかける行為」と捉えられがちです。ですがリファラル採用を行っていることを対外的に継続告知することにより、「私を紹介してほしい」という友人起点でのリファラル採用を発生させることが可能です。

声をかけられたタイミングで会社について調べる知人も多いため、制度の意義や背景を掲載することで、正しいメッセージを伝えることも可能です。

インセンティブキャンペーン

採用オウンドメディアに続き、誤解されやすい項目がインセンティブ(報酬)キャンペーンです。

インセンティブを目的に友人を紹介する人物は少数派であり、実際には認知促進のためにキャンペーンを実施することが効果的です。そのため金銭以外の報酬や、(報酬支払いまでの期間が遠くなる)入社ではなく応募や面接といったステップ毎の報酬も含めた設計を行うことが望ましいです。

リファラル採用のインセンティブ制度については、お役立ち資料「リファラル採用のインセンティブを設計するうえでの3つのポイント」の中で詳しく説明しています。

資料では、「1.導入準備」「2.導入期」「3.促進期」「4.浸透期」それぞれにおいて、さらに多くの施策を紹介しています。

社内広報施策の全体像にご興味をお持ちの方は、下記ボタンからダウンロードをお願いします。

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リファラル採用成功に重要な要素

記事で紹介した通り、社内広報に成功し認知を獲得するためにはあらゆる会議体での告知などの「やり切り」が重要です。さらに定期的な社内発信のためには多様な広報コンテンツを用意する必要があり、ノウハウも人手も限られる中で成果を出す必要があります。

また、これら数々の社内広報施策を行っても、制度の認知には必ず濃淡が発生します。濃淡の原因としては、部署単位、遠方拠点、リモート、周知のタイミングがたまたま多忙だったなど、様々な理由が考えられます。

そのため、どの部署で制度が浸透し誰が認知していないかを把握し、状況に応じた追加施策を行う必要があります。

「リファラル採用 社内広報大全」では、これらの課題に対する解決方法も紹介しています。実際の企業の成功事例も含めた資料ににご興味をお持ちの方は、下記ボタンからダウンロードをお願いします。

監修者情報

監修 | TalentX Lab.編集部
この記事は株式会社TalentXが運営するTalentX Lab.の編集部が監修しています。TalentX Lab.は株式会社TalentXが運営するタレントアクイジションを科学するメディアです。自社の採用戦略を設計し、転職潜在層から応募獲得、魅力付け、入社後活躍につなげるためのタレントアクイジション事例やノウハウを発信しています。記事内容にご質問などがございましたら、こちらよりご連絡ください。

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