SOMPOグループの一員として、ITソリューションを軸にグループのシステム戦略を実現している、SOMPOシステムズ株式会社様。金融機関の中でもいち早くクラウドなどの仮想化技術を採用するなど、グループ企業の多様なニーズに応えていらっしゃいます。DXが急速に進展する時代において、業界に先駆けた取り組みを積極推進していることも大きな特徴です。
こうした変化の激しい中でも、「チャレンジを楽しめる」人材を求めているSOMPOシステムズ様は、22卒より新卒リファラル採用に積極的に取り組み、順調な成果を上げていらっしゃいます。
今回は、MyReferで紹介・内定に至った戸谷さん、橋口さんにお話しを伺いました。同じ大学の先輩・後輩だったお二人が、どのような関係性から紹介に至ったのか、そして選考の中でどのようなことを感じたのかなど、リファラル採用ストーリーをお届けします。
SOMPOシステムズ株式会社 | |
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【紹介した社員】戸谷 優花さん(写真左)) 2021年新卒入社。現在は研修中で、プログラミングや、SEの上流工程について学んでいる。 大学では経済学部で、ミクロ経済学を中心に様々な研究をしていた。趣味はバンドのライブに行くこと。 大学では軽音サークルに所属していたこともあり、歌を歌うのも好き。 | |
【内定した友人】橋口 明日香さん(写真右)
甲南大学経済学部経済学科で、計量経済学のゼミに所属。 卒論は「数学学習と将来所得」というテーマで研究をしている。 趣味は音楽鑑賞。幼いころから吹奏楽とマーチングを続けており、クラシックやオーケストラのコンサートにも足を運んでいる。 |
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自分より優秀な後輩を紹介したい。ゼミの教授に相談して「この人なら間違いない」と声を掛けた
※奥が戸谷さん(コロナ禍以前に撮影した写真)
お二人は、もともとどのようなつながりだったのですか?
戸谷さん:
同じ大学の先輩・後輩の関係です。私が3年生の時に所属するゼミの先生の講義にアシスタントとして参加していたのですが、その授業に当時2年生の橋口さんが出席していたことが、出会いのきっかけでした。アシスタントは、授業中に行うグループ演習のサポート役として、後輩の分からないところを教えたりします。ミクロ経済学の講義で100名以上が出席していましたが、橋口さんは飲み込みが早くとても頭のいい方として、印象に残っていました。
橋口さん:
戸谷先輩は、質問したことに対して単に答えを教えるのではなく、「こういう考え方をしてみたら?」とプロセスを教えてくださったため、私もミクロ経済学がとても好きになりました。その講義では、戸谷先輩だけではなく、他の先輩や先生とも話をする機会が多かったですね。戸谷先輩のゼミに押しかけて、何度かお話しを聞かせていただいたり、食事に行ったり、仲良くしていただきました。
戸谷さん:
橋口さんが来てくれて嬉しかったです!話をしていると楽しくて、通学路で偶然会った時には、40分くらい立ち話をすることもありましたね。そのくらい、親しくしていました。
戸谷さんが橋口さんを紹介したきっかけを聞かせてください。
戸谷さん:
リファラル採用をするにあたり、「優秀な人を集めるために、力を貸してほしい」と会社から言われました。そこで、私よりも優秀な人を探そうと思って、ゼミの教授に相談していたのです。その時、教授が一番に名前を挙げたのが橋口さんでした。100人以上の生徒が講義には出席していますから、積極的な生徒でなければ教授の目にはとまらないと思います。橋口さんは、進んで手を挙げて質問をしていましたし、教わったことを素直に吸収できる優秀な方なので、その姿が教授にとっても印象的だったのでしょう。私も橋口さんなら大丈夫だと思って、紹介しました。
橋口さん:
声をかけていただいて素直に嬉しいです。私は、意欲的に受けられる授業や、面白い研究をしている先生がいる大学に行きたいと思って、甲南大学に進学しました。実際に、授業が面白かったので、前向きに受けていたと思います。
戸谷さんは、人事からリファラル採用の呼びかけがあった時、なぜ動こうと思ったのでしょうか?
戸谷さん:
もし私が就活生の時にSOMPOシステムズのリファラル採用があったら、知っておきたかったです。そのくらい良い会社だと思ったからこそ、後輩に伝えたいと思いました。また、自分が選んで入社を決めたSOMPOシステムズに、ぜひ優秀な人を集めたいと考えたからです。
先輩からの紹介がきっかけで、敬遠していたIT業界を見るようになった
続いて、橋口さんの就職活動について伺います。まず、どんな業界や企業をみていましたか?
橋口さん:
業界や業種をあえて絞らず、金融や建設など、さまざまな業界の会社説明会やインターンシップに参加していました。
戸谷さんは、後輩が就職活動をしているなか、どのように紹介したのでしょうか?
戸谷さん:
何がなんでも当社に入ってほしいというのではなく、橋口さんに本当に合った会社に入社してほしくて、もし当社に合いそうだったらぜひ一緒に働きたいという想いで声を掛けました。まずはLINEでIT業界のことを説明しながら、「よかったら応募してみて」と、MyReferのリンクを送りました。
橋口さんは、紹介を受けてどう思いましたか?
橋口さん:
私は文系ですが、計量経済学を専攻しているため、そのつながりでIT業界にも漠然とした興味はありました。とはいえ「IT=理系」というイメージがあり、きっかけがつかめずにいたのです。そんなときに戸谷先輩から紹介をいただいて、イベントに参加できてうれしかったですね。会社の方でも、紹介だからこそイベントの枠を優先的に開けてくださいました。
紹介を受けたことが、IT業界をみるきっかけにもなったのですね。コロナ禍の就職活動になりましたが、影響はありましたか?
橋口さん:
本格的に選考が始まる前に志望する企業を絞りたいと思い、少しでも興味がわいた企業のイベントには、すべて参加していました。コロナ禍ということもあり、ほとんどがオンライン開催で、会社説明会の内容はどこも似たり寄ったりでした。
でも、だからこそ、垣間見える雰囲気で違いを見出すことができました。たとえば、質疑応答や座談会の時に、自分の聞きたいことが聞きやすいかどうかということや、聞いたことに対する回答がちゃんと返ってくるかどうかを重視していました。説明会というのは、お互いに歩み寄る場だととらえています。そのような場で会話のキャッチボールができないということは、その会社で働いたとしてもうまくコミュニケーションはとれないだろうと考えてみていました。
戸谷さん:
私は就活終盤くらいでコロナ禍の影響を受けたのですが、橋口さんたち22卒の学生は就活序盤からオンラインが主体のため、雰囲気が伝わりにくくとても大変だったと思います。また、企業としてもオンライン選考は学生の人となりが分かりにくいという課題があります。だからこそ、内定者や社員を通じた紹介というのは、コロナ禍の就職活動において会社にとっても学生にとってもいいことだと思います。
会社と後輩をつなぐ存在として、橋口さんをどのように推薦したのでしょうか。また、橋口さんに対して会社のどのような点をお勧めしましたか?
戸谷さん:
橋口さんのことは、講義で実際に会って話してみて、吸収力が高く素直であること、そして非常に優秀だというところを推薦しました。
そして、橋口さんに対しては、SOMPOシステムズは教育制度が整っており、IT業界には珍しく半年間基礎から身に付けられる研修があること、そして資格取得支援制度なども充実していることをお勧めしました。
コロナ禍でオンラインが主体になるからこそ、先輩・後輩の信頼関係がカギとなる
それから、選考はどのように進みましたか?
橋口さん:
紹介を受けて、、MyReferからインターンシップに参加した後は、通常と同じ選考プロセスで進んでいきました。選考過程で印象的だったのは、それぞれの選考フェーズで、多様なタイプの面接官に会えたことです。そこが、他の企業とは違いました。SOMPOシステムズは毎回異なるタイプの面接官から、様々な視点での会社の魅力や考え方を聞くことができるため、面接を受けているというよりはOB訪問をしているようなイメージで気負わずに色々なお話しを伺えました。
面接や説明会というと堅苦しいイメージがありましたが、SOMPOシステムズの選考では、言いたいことが言えて、聞きたいことが聞けました。この会社なら、実際に働くうえでも自分を出していけるだろうと思い、最終的に入社を決めました。
リファラル採用活動で、よかったこと、気を付けたことがあれば教えてください。
橋口さん: 戸谷先輩から紹介をうけるまで、SOMPOシステムズという会社を知りませんでした。リファラル採用があったからこそ、知ることができましたし、IT業界に目を向けるきっかけにもなったのでよかったです。また、コロナ禍でオンライン選考が主体となる中、実際に現場を見る機会がないため、信頼している先輩からの紹介ということで、不安を少し拭うことができました。
そして、紹介してもらってすぐ採用ではなく通常ルートでの選考だったため、リファラル採用だから特に気を付けたということはありませんでした。
戸谷さん:
自分が信頼している優秀な後輩に、選考に進んでもらえたということは、本当によかったです。優秀な人材は会社としてもありがたい存在だと思います。MyReferのアプリも使いやすかったですね。就活関連のアプリは、結構ごちゃごちゃしているものが多いイメージなのですが、MyReferは簡潔にまとめられていました。
変化の激しいIT業界、新しいことに素直に飛び込める人が評価されるはず
これから23卒の採用が進んでいきますが、今後紹介するとしたら、どんな方がマッチすると思いますか?
戸谷さん:
IT業界は変化が激しいですから、常に新しいことを学ぶ必要があります。そのため、勉強熱心で素直な人が向いていると思います。
橋口さん:
同じく、勉強することが苦ではないということが第一です。そして、行動力のある方が向いていると思います。私はリファラル採用というものを就活をして初めて知りましたが、新しいことに出会った時に、「やってみよう」と素直に思えるかどうかいうのは、変化の激しい時代の中でとても大切ではないでしょうか。新しいことに自ら飛び込めるような行動力のある人は、これからの時代どの会社でも評価されるのだと思います。
最後に、今後の目標をぜひ聞かせてください!
戸谷さん:
私の目標は、プロジェクトマネジャーになることです。今からリーダーシップのスキルを身に付けて、しっかりと成長していきたいですね。
橋口さん:
どんな立場になっても、学ぶことを忘れず、色んなことを色んな人から貪欲に吸収していきたいと思っています。
編集後記
お互いの優秀さや誠実さを認め、信頼し合っている戸谷さんと橋口さんの姿がとても印象的でした。コロナ禍において、会社と学生との出会いの機会は、以前よりも限られています。特に、未知なる業界に目を向けるきっかけは、なかなかつかめないものです。だからこそ、紹介する人・紹介される人、お互いの信頼関係をベースとしたリファラル採用が真価を発揮するのではないでしょうか。
リファラル採用で、新卒採用を着実に進めていきたいとお考えであれば、ぜひMyReferにお声がけください。
監修者情報
監修 | TalentX Lab.編集部
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