CTCグループの中核企業として、ITインフラの構築、運用、保守およびIT教育の各種サービスを提供するCTCテクノロジー株式会社様(以下、「CTCT」)。同社は現在、システムを「守り、進化させ続ける」存在としてお客様のDXを長期的に支援し、「IT運用プラットフォーム企業」への進化を目指しています。
同社はこの進化を実現する最大の経営資源を「人材」と捉え、事業成長にダイレクトに貢献する人材戦略を推進しており、その象徴的な取り組みとして「リファラル採用」を位置づけています。
今回は、経営管理本部 本部長代行 人事部 部長の石綿 雅郎 氏に、人材戦略のビジョンから、リファラル採用への想い、リファラル採用サービス「MyRefer(MyTalent Refer)」を活用した具体的な運用について詳しくお話を伺いました。

CTCテクノロジー株式会社
・従業員 :約2,000名(2026年4月時点)
・事業内容 :ハードウェア・ソフトウェア・ネットワーク・セキュリティなど、すべてのITにおける保守・運用・
構築のサービス事業
・取材対象者:経営管理本部 本部長代行 人事部 部長 石綿 雅郎 氏
「IT運用プラットフォーム企業」への進化と、事業成長を牽引する人材戦略

はじめに、貴社の事業内容と、今後の目指されている姿についてお聞かせください。
石綿氏:
当社は「IT技術で社会の明日を支える会社」というビジョンを掲げ、銀行や通信、公共機関など、社会の当たり前を支えるITインフラの構築から運用、保守までを一貫して担っています。戦略の柱は、「製品保守」「SMS(システムマネージドサービス)」「SI(システム構築)」「IT教育」の4つです。マルチベンダー体制を強みとして、幅広い製品と技術を組み合わせ、お客様にとって最適なIT基盤を提供しています。
今後は先進技術も活用しながら、システムをただ構築するだけでなく、「守り、進化させ続ける」役割を担う「IT運用プラットフォーム企業」への進化を目指しています。社会インフラを守ると同時に、お客様の未来を支えるパートナーでありたいと考えています。
事業戦略を実現するための人材戦略を、どのように描かれているか教えてください。
石綿氏:
事業戦略を実現するうえで、最も重要な経営資源は「人材」です。当社は2026年度に「ビジネスモデルの更なる進化」「企画型へのマインドシフト」「人材力のアップグレード」の3つを重点方針として掲げています。それに伴い、人事部門も従来の採用や労務管理を中心とした役割から、事業成長に直接貢献する戦略的な役割へとシフトしています。
その具体的な施策が、事業成長を支える「人材ポートフォリオの強化」です。事業戦略から逆算して将来的に必要なスキルや人材要件を整理したうえで、育成や採用、配置、評価を連動させています。また、エンゲージメント向上や働き方改革、多様な人材の活躍推進なども重要施策として捉えています。
採用においては、「人事が行う採用」から「社員全員で行う仲間集め」への転換を進めています。リファラル採用は、まさにその象徴と呼べる施策です。社員が自ら組織づくりに関わることで、採用力の向上にとどまらず、組織への当事者意識やエンゲージメントの向上につながると考えています。
リファラル採用は、企業と社員がともに成長するサイクルを生む経営施策
人的資本経営を推進する中で、リファラル採用をどのように位置づけていますか。
石綿氏:
リファラル採用を単なる「採用数を増やすための手段」ではなく、社員のエンゲージメント向上や主体性の醸成、そして企業文化の強化を実現する象徴的な施策と位置づけています。
社員が自らの言葉で当社の魅力や価値を語るプロセスは、「なぜ自分はこの会社で働いているのか」「この会社のどこに価値を感じているのか」を再認識する貴重な機会となり、結果として自社への愛着を深めます。
さらに、社員のリアルな声を候補者に伝えてもらうことで入社後のギャップを防ぐことができます。結果として、高い定着率や早期活躍につながるため、人的資本経営における投資対効果の最大化という観点からも非常に有効です。まさに、企業と社員がともに成長するサイクルを生み出す経営施策だと考えています。
リファラル採用を推進されてから、組織内にどのような変化を感じましたか。
石綿氏:
2025年度はリファラル入社人数が前年比145%という成果を実現しました。さらに、社員の意識が大きく変化したと感じています。「MyRefer(MyTalent Refer)」上で毎週配信する社内ニュースやイベントなどを通じて、「採用は自分たちの活動である」という認識が徐々に浸透してきました。
当社はキャリア採用の比率が約60%と高く、新しい視点や多様性を柔軟に受け入れる風土があるのが特徴です。そこにリファラル採用を通じて自社カルチャーにフィットした人材が加わることで、さらに強い組織がつくられていくと感じています。
リファラル採用のメリットを教えてください。石綿氏:
リファラル採用には、主に以下3点の大きなメリットがあると感じています。
・入社後のギャップが起こりづらく、定着率が高いこと
・一般の採用市場ではなかなか出会えない、優秀な転職潜在層にアプローチできること
・社員自身がともに働く仲間を選ぶことで、当事者意識とエンゲージメントが高まること
そして「MyRefer(MyTalent Refer)」の導入により、リファラル採用が特別なものから日常的な行動へと変わっていったと感じています。スマートフォンで手軽に求人情報やコンテンツを確認してSNSなどで共有ができ、活動状況が可視化されることで、社員が自然に行動を起こせる環境が整っています。
リファラル採用を中長期的な「企業文化」として根付かせ、自社採用力を高めていく

今後、「MyRefer(MyTalent Refer)」を活用して、リファラル採用をどのように全社へ浸透させていきたいですか。
石綿氏:
今後は、リファラル採用を中長期的な「企業の文化」として定着させていきたいと考えています。そのためには、経営層からのメッセージ発信や成功事例の共有を継続しつつ、さらに紹介しやすい環境整備やフォロー体制を強化していきます。
重要なのは、インセンティブの金額を引き上げることではありません。仲間のために行動してくれた社員を称え、たとえご縁がなかったとしてもご紹介いただいた候補者には丁寧なフィードバックやケアを行うことが大切です。これらを「MyRefer(MyTalent Refer)」で仕組み化することで、社員自らが良い文化をつくり、共感する人材を集める「自社採用力」を全社に根付かせていきたいです。
最後に、社員の方々にはどのような想いでリファラル採用に取り組んでほしいとお考えですか。
石綿氏:
自社をより良くするために、ぜひ一歩踏み出してほしいと思っています。紹介にあたっては、「相手の意思を尊重すること」「無理な勧誘をしないこと」「ありのままの企業を伝えること」を大切にしていただきたいです。
当社の最大の魅力は、役員から現場までがフランクに話せる「風通しの良さ」と「人の良さ」です。これらを社員一人ひとりの素直な体験談として伝えてもらえると嬉しいです。
<編集後記>
CTCT様はリファラル採用を単なる採用手法ではなく、自社文化に共感し事業成長を支えうる優秀な人材を集める重要施策として推進されています。
「MyRefer(MyTalent Refer)」を活用して社員が気軽に紹介できる環境を整え、安定的な採用成果を生み出している点は、多くの企業様にとって大変参考になる事例ではないでしょうか。
「自社のカルチャーを体現する、質の高い人材を継続的に獲得したい」「リファラル採用を企業の文化として定着させたい」とお考えの人事・経営層の皆様は、ぜひTalentXにご相談ください。
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