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2026.07.15更新

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特定プロダクトのイメージ先行を覆すために―求人置き場から脱却し、自社の正しい魅力を届ける採用サイトリニューアルの全貌

ライブ配信サービス「ふわっち」をはじめ、VTuber事業や最先端のARグラス、地方公共団体向けのオープンデータプラットフォームなど、時代を先駆ける多様なプロダクトを展開する株式会社jig.jp様(以下、「jig.jp」)。同社は多様なキャリアを描ける環境でありながら、特定事業に認知が偏ったことによる採用ブランディング上の課題を抱えていました。

自社の本来の強みやカルチャーを正しく届けるために、同社が選択したのが、採用ブランディングサービス「MyTalent Brand」の導入です。採用サイトを全面リニューアルし、採用オウンドメディアの運用もスタートさせました。

今回は人事総務部の桶河氏に、採用サイトリニューアルに踏み切られた背景や具体的な工夫、そして今後の展望について伺いました。

株式会社jig.jp

・従業員  :141名(2026年5月14日時点、臨時従業員を含む)
・事業   :モバイルを中心としたソフトウェアの企画・開発・提供
・取材対象者:管理本部 人事総務部 桶河 是佑 氏

多面的な事業の魅力と「挑戦」のカルチャーが伝わりづらい―特定事業の認知が障壁となったjig.jpの採用ブランディング

まずは貴社の事業内容について教えてください。

桶河氏:
当社の事業は大きく分けると4つの領域があります。売り上げの95%を占めるのが、ライブ配信サービス「ふわっち」です。それに加えて、VTuber事業や直近ではARグラスというハードウェア領域、そして地方公共団体向けのオープンデータプラットフォームや子ども向けの教育パソコン用OSなどのライセンスビジネスを展開しています。また、福井県鯖江市に開発センターを置き、エンジニアやデザイナー、企画担当者をすべて自社で採用しています。多職種が揃い、他社に委託せず自社内で一貫して開発・改良できる体制こそが当社の最大の強みです。

先進的かつ幅広い領域で事業を展開されているのですね。採用においてはどのような点を重視されていますか。
桶河氏:
当社は新規事業を立ち上げるスピードが非常に速いため、エンジニアには一つのスキルをずっと伸ばすだけでなく、複数のプロダクトを通じて横断的にスキルを身につけて挑戦し続けてほしいと考えています。どのようなことにも「挑戦する」というカルチャーは、採用ブランディングにおいても特に伝えたい要素です。

その一方で、メイン事業である「ふわっち」の認知が強い結果、候補者に「jig.jpは『ふわっち』しかないのではないか」と見られてしまう課題がありました。選考に進んでいただければ、他プロダクトで働く魅力や色々なことに挑戦できる環境をポジティブに受け取っていただけるのですが、その手前にある「企業認知」の段階で、もっと多面的な情報を届ける必要性を痛感していました

自社採用力を高める基盤として、「求人情報の置き場」から脱却すべく、採用サイトのリニューアルに着手

今回、「採用サイトのリニューアル」を決断された背景を教えてください。

桶河氏:
企業認知に加えて、「自社採用力」の向上も当社の課題の一つでした。これまでは、企業の特長を正確に伝える“翻訳者”としてエージェントを利用していましたが、年々高騰傾向にある紹介料を考えると、自主応募で持続的に採用できる仕組みをつくりたいと感じていました。もちろん、自社採用力は一朝一夕で高められるものではなく、マーケティング思考を用いて長期的かつ戦略的に取り組む必要があります。そのためには、まず候補者を惹きつけるための正確かつ最新の情報を継続的に発信できる「基盤」が必要不可欠だと考え、採用サイトの再構築に着手しました

今までの採用サイトは、求人情報といった最低限の情報が置いてあるだけで、働くメンバーのインタビューコンテンツもなく、「どのような企業なのかよくわからない」状況でした。インターネットでさまざまな情報が手に入る昨今、候補者は求人票だけを見て応募することはほぼありません。エージェントからの紹介であっても、実際に候補者がサイトを訪れたときに「自分がその企業で働くイメージ」を想起させる必要があります。そのため、誰もが訪問する採用サイトから最優先で着手する必要があると考えました。

今回リニューアルした採用サイトにおいて、特にこだわったポイントを教えてください。

桶河氏:
良い意味で「ふわっち」だけに依存せず、多様な事業へ挑戦している企業だと伝わる見せ方にこだわりました。メインビジュアルにはさまざまなサービスの画像を配置し、領域の広さを一目で認知できるようにしています。また、当社はエンジニアとビジネス職、そして東京と鯖江の両方で採用を行っています。どの職種・勤務地の候補者が見ても「良い会社だな」と思えるように、それぞれの魅力をバランスよく訴求するよう意識しました。

採用サイトの制作過程を通じて、「MyTalent Brand」のサポートはいかがでしたか。

桶河氏:
今回、当社の希望したサイト制作期間は3ヶ月弱という非常にタイトなスケジュールでしたが、迅速かつ柔軟に対応していただきました。当社は実質的に私が1人で中途採用から東京の新卒採用、長期インターン、さらにはグループ会社の採用実務まで担当しているため、日中はこまめに連絡が取れないことも多々あります。しかし、私が比較的遅い時間に折り返しの連絡をしても快く対応してくださり、細かなニュアンスの修正もすぐに調整していただきました。最終的にスケジュール通りに進行し、オープンまでしっかりと伴走してくださった点には、非常に満足しています

多彩な現場から「jig.jpのリアル」を届けて、その効果を可視化できる土台を構築

採用サイトと同時に公開された採用オウンドメディアの運用で、意識していることを教えてください。

桶河氏:
最初の記事は、あえて特定の職種やエース社員に偏らせず、多様な役割やミッションを持つ社員を登場させました。代表の川股はもちろん、「ふわっち」のマーケティング部長、新規事業であるVTuber事業部の部長、さらには開発部長、現場のエンジニアやデザイナー、そして人事である私のインタビューです。さまざまな立場からリアルな声を届けることで、jig.jpの多面的な魅力を伝えることがねらいでした。

結果的に、私の人事インタビュー記事が一番読まれていることがわかり、「候補者の興味関心が高いのは、面接担当者がどのような思考を持っているかという点なのだ」と新たな発見もありました。今後もさまざまなポジションのメンバーを登場させ、「こんなこともできる会社なんだ」というリアルを届けていきたいです。

採用サイトのリニューアル公開後、採用活動における変化や効果があれば教えてください。

桶河氏:
2026年4月にオープンしたばかりのため候補者の反応はこれから追っていく部分ですが、「MyTalent Brand」でサイトを制作したことにより、定量分析がしやすくなったことが大きな変化です。どの記事がどれだけ読まれ、どのように遷移しているかが可視化されました。また、自社サイトからの直接応募が着実に増えてきている印象です。以前の「ただ求人情報があるだけ」の状態に比べ、明らかに応募のハードルが下がっているのではないかと手ごたえを感じています。

SNSとの連携で「面」を広げ、自社サイトからの応募増加へ

採用ブランディングをどう強化していきたいか、今後の展望を教えてください。

桶河氏:
今まさに取り組んでいるのが、SNSと連携した採用広報です。採用サイトという基盤を充実させた一方で、SNSを活用した導線で情報を届けて「面」を広げていくことが次のアクションです。これまではXでインターンに関する告知を行うのみでしたが、今後は社員の日常をはじめ、鯖江地域の魅力や働きやすさなど、ライトな情報を届けることで当社を認知していただき、採用サイトへの導線を確保していきたいです。ホームページで会社全体のカルチャーや事業の多様性を伝え、細かい情報はInstagramやXに導線を引いて補完します。そのように情報を出し分けることで、情報過多を防ぎつつ、自社サイト経由での応募者を増やしていきたいと考えています。

今後もjig.jpはさらに企業拡大していきます。その中で、自社の力で優秀な人材を採用し、定着させることで、人事の側面で企業成長に貢献してまいります。

<編集後記>

特定事業のイメージが強すぎる結果、本来伝えたい企業の魅力や多様性が埋もれてしまう―このような課題を抱えている企業様も多いのではないでしょうか。jig.jp様はその課題に対し、戦略的に情報発信をしていく基盤として、自社の正しい情報を届ける採用サイトの再構築に踏み切られました。採用サイトを単なる求人情報の置き場ではなく、自社の多面的な挑戦を伝える「ブランディングの基盤」へと進化を遂げたjig.jp様の事例は、自社採用力の向上を目指す多くの企業にとって大きなヒントになるはずです。

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採用ブランディングサービス「MyTalent Brand」

候補者をファンにする採用ブランディングCMS。採用サイトや社員ストーリーを作成し、独自のノウハウで「自社のファンづくり」を自動化します。認知から獲得までを一気通貫でデータ化し、採用広報のROIを劇的に改善します。

資料ダウンロード:https://i-myrefer.jp/corp/download/338/input

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