岩手県を拠点に、介護・福祉事業所や医療施設、地方自治体向けのシステム開発からサポートまでを一貫して手がける株式会社ワイズマン様(以下、「ワイズマン」)。自社開発の強みを活かし社会貢献性の高い事業を展開する同社ですが、長年「地方特有の転職顕在層の少なさ」と「エージェント中心の採用活動」という現状に危機感を抱かれていました。
その中で、同社が現状を打開するために選んだのが「MyTalent Brand」による伴走支援を活用した「採用オウンドメディア」運用です。
今回は人事部長の山田氏、人事課長の千葉氏、採用担当の伊藤氏に、採用オウンドメディア構築の裏側と、TalentXの伴走支援によって得られた効果について詳しく伺いました。

株式会社ワイズマン
・従業員 :570名(2026年6月現在)
・事業 :介護・福祉事業所、医療施設、
地方自治体向けシステムの開発・販売・サポート
・取材対象者:人事部 部長 山田 潮里 氏
人事部人事課 課長 千葉 慶臣 氏
人事部人事課 伊藤 七海 氏
条件マッチングが多い現状と、地域特有の「転職顕在層」が少ない課題―多くの人々に自社の魅力を届ける重要性

まずは貴社の事業内容と、現在の組織構成について教えていただけますか。
山田氏:
当社は、介護・福祉事業所や医療施設、地方自治体向けの業務支援システムを自社で企画・開発し、販売からサポートまでを一貫して手がけている会社です。
盛岡拠点のほか、全国に13拠点あり、全社員の約半分が全国の各拠点で勤務しています。各拠点では、お客様への提案、導入、導入後のフォローを担当しています。残りの半分は盛岡拠点勤務ですが、盛岡拠点においてはシステムの根幹を支える「技術者(エンジニア)」が一番多く在籍しています。
各拠点で人材が必要な中で、これまではどのような手法で採用を行われていましたか。
千葉氏:
中途採用の80%近くが人材エージェントに依存している状況でした。過去には前課金型の求人広告媒体も活用しましたが、求人情報や自社の魅力といった情報が適切に伝わっていないことによるミスマッチや選考キャンセルが多く発生していました。そのため、当社の求人内容をある程度理解した上で、求職者と認識をすり合わせてくれるエージェントの利用が中心となっていたという背景があります。
エージェント経由で一定の採用ができていた中で、どのような点に課題を感じられていたのでしょうか。
千葉氏:
エージェント経由ですと、どうしても処遇や働く環境などの条件面が先行して、そこをきっかけに応募される方が多いと感じていました。本来であれば、当社の事業内容や社員の人柄、「社員の成長が会社の成長につながる」という当社のスタンスなど、定性的な魅力にも共感し、「この会社が好きだ」とファンになってくれる方からの応募を増やしていきたいという思いがありました。
山田氏:
技術者採用においてはより深刻な課題がありました。あるエージェントに聞いたところ、「求職中」と登録をして転職活動をしている人材紹介サービス登録者は、東北地方全体でも10人程度しかいなかったそうです。この限られた人数の転職顕在層を他社と取り合うのは非常に厳しいと感じました。この現実に直面し、今はまだ積極的に転職活動をしていないが、未来の候補者となりうる「転職潜在層」に対しても、どのように自社の魅力を伝えていくかに注力すべきと考えました。
自社リソースの限界に対し、採用ブランディングのプロによる伴走支援が「MyTalent Brand」導入の決め手
転職潜在層へのアプローチが必要な中で、定性的な魅力を伝える「採用オウンドメディア」の立ち上げを検討されたのですね。
千葉氏:
当社の事業内容や働く価値を打ち出し、共感いただいた方から応募が来るような採用広報には以前から興味があり、情報発信の場を探していました。採用サイトも運営していましたが、人事メンバーが自分たちでは更新できず他部門へ依頼しなければならない仕様でしたので、リアルタイムな情報発信ができないことが課題でした。
山田氏:
そもそも、採用ブランディング戦略といっても、何から始めたらいいのかわかりませんでした。日々の業務に追われる中で、私たちだけのリソースではコンテンツを継続的に制作・更新していくことは難しいと感じていました。
そこで「MyTalent Brand」を導入いただいたのですね。導入の一番の決め手は何でしたか。
山田氏:
最大の決め手は、多くの企業の採用ブランディング支援をされてきたTalentX様が、採用ブランディングの戦略設計からコンテンツ制作までをトータルで「代行・伴走」してくれる点です。リソース不足を解消できるだけでなく、「自分たちの会社をどのように見せ、どのように訴求していくか」をプロの視点で言語化していただける点が、非常に魅力的に感じました。
入社後の活躍ストーリーから逆算した、心を動かすコンテンツ企画・制作
伴走支援のもと、コンテンツの企画・制作を進める中で感じたことを、率直にお聞かせください。
山田氏:
企画の段階から、非常に納得感のあるサポートをいただきました。当社の実態を深く把握していただいた上で、ターゲットの特定からコンテンツの内容設計、さらにはどの社員にインタビューすべきかといった人選や配信スケジュールまで、緻密な計画を提示してくれました。「応募者が入社後にどのように成長していくか」というキャリアパスの道筋を踏まえたコンテンツ設計があったからこそ、納得感を持って企画・制作をスムーズに進めることができました。
千葉氏:
実際にインタビューを受けた社員からは、完成した記事のクオリティの高さに驚く声が多く上がっています。深掘りの仕方やそれを文章で的確に表現する技術には本当に驚かされました。
伊藤氏:
実際にインタビューに同席しましたが、事前に用意した回答をなぞるだけでなく、「どうしてそういう考えに至ったのか」と、その人の根底にある思いや意思決定の背景まで深く掘り下げてくれました。そうした本質的な部分が引き出されているインタビューだからこそ、応募者や学生の皆さんにとっても内容がスッと入りやすく、共感できるコンテンツになっていると感じています。

▼ワイズマンの採用オウンドメディアはこちら
https://wiseman.brandmedia.i-myrefer.jp/media
自分たちでは気づけなかった魅力の再発見―採用オウンドメディアが組織を変える
採用オウンドメディアの制作がスタートしてから、人事部内に何か変化はありましたか。
千葉氏:
人事メンバーが完成した記事を確認した際、「当社にはこういう魅力があったのだな」と改めて気づかされることが多くあります。プロの第三者視点で、自分たちでは見落としていた魅力を引き出し、正しく言語化していただいた効果だと感じています。こうしたコンテンツは社外へ向けて発信するだけでなく、社内のメンバーにも見てもらうことで、当社の魅力に改めて気づいてもらう「インナーブランディング」の効果も期待しています。
山田氏:
この取り組みを始めてから別部門の社員たちが取材に協力してくれるなど、「採用活動が全社において優先順位の高い重要課題」という意識を改めて持ってもらえていると感じます。
今後は、この採用オウンドメディアをどのように活用して採用を加速させていきたいとお考えでしょうか。
山田氏:
採用オウンドメディア自体の展望としては、まずは採用する全職種に関する記事を一通り揃えたいと考えています。当社にはさまざまな職種がありますので、「ワイズマンにはこんな働き方があり、こんなキャリアが築けるんだ」という現場のリアルな情報を、網羅的に発信し続けていきたいです。
さらに、「MyTalent Brand」と同時に導入した「MyTalent CRM」を通じて、選考辞退者やアルムナイ(退職者)などの過去のつながりに対しても採用オウンドメディアに掲載したコンテンツを案内していく予定です。これまで十分にアプローチできていなかった「転職潜在層」に対しても、当社の魅力を正しく伝える導線を確立することで、中長期的なファン形成と「持続可能な採用マーケティング」を実現させていきます。
<編集後記>
地域や業界の課題に対して「自社の本当の魅力を届ける」採用オウンドメディアの重要性が伝わる、ワイズマン様のインタビューでした。
採用ブランディングの重要性を感じつつも、具体的な戦略設計のノウハウがなく、日々のコンテンツ更新に割くリソースがないなどの課題を抱えている企業は少なくありません。そのような企業様こそ、戦略設計からインタビュー、記事執筆までをトータルで支える「伴走型支援」があれば、自社の本当の魅力を正しく言語化し、読者の心を動かす採用ブランディングを実現できます。
そして、そこで生み出された熱量の高いコンテンツは、過去のつながりを含んだ「転職潜在層」へアプローチするタレントプールと掛け合わせることで、中長期的に採用力が蓄積されていく「持続可能な採用マーケティング」へと昇華します。さらに、全社を巻き込むインナーブランディングへとつながっていく点も、この取り組みの大きな価値です。
採用リソースが限られている企業こそ、プロの伴走を得て自社の魅力を言語化することが、エージェント依存から脱却し、企業の採用を劇的に変える第一歩となるのではないでしょうか。
採用候補者を惹きつける情報発信や、戦略的な採用活動に関心のある採用担当者様は、ぜひTalentXまでお問い合わせください。
▼採用オウンドメディアとタレントプール採用を掛け合わせ、候補者をファンにするネットワークを構築する、三井住友海上火災保険株式会社様のセミナーレポートはこちら
URL:https://mytalent.jp/lab/report_ms-ins2/
▼採用オウンドメディア施策を進めるポイントやステップについて、詳しく知りたい方はこちら

AIネイティブ・統合型タレントアクイジションプラットフォーム
「MyTalent Platform」
TalentXでは、自社の採用をDX化し、データを可視化・分析して未来のタレント獲得につなげられるサービスを提供しています。採用マーケティング、採用ブランディング、リファラル採用、採用管理システムなど、トータルでご支援することが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
MyTalent Platformへのお問い合わせはこちら
採用CRMサービス「MyTalent CRM」
「候補者リストを資産に変える」採用CRMサービス。過去の応募者や潜在層をタレントプール化し、AIが自動で最適な候補者をレコメンド。エージェントに依存せず、自社の資産で採用を完結し戦わない採用を実現します。

サービス詳細:https://mytalent.jp/crm/
資料ダウンロード:https://i-myrefer.jp/corp/download/221/input
採用ブランディングサービス「MyTalent Brand」
候補者をファンにする採用ブランディングCMS。採用サイトや社員ストーリーを作成し、独自のノウハウで「自社のファンづくり」を自動化します。認知から獲得までを一気通貫でデータ化し、採用広報のROIを劇的に改善します。

サービス詳細:https://mytalent.jp/brand/
資料ダウンロード:https://i-myrefer.jp/corp/download/338/input





