人口減少によって引き起こされる労働人口不足。ほぼすべての職業にて人手不足に陥ることが想定されており、特に専門・技術人材の労働人口の不足が顕著になっています。労働人口の減少に反し、求人数は増加の一途を辿っている状況で、各社が直面している課題は”いかにして優秀な人材獲得をするか”、ではないでしょうか。
優秀な人材を獲得するために、重要な指標となる一項目が”採用CX(候補者体験)”です。採用CX(候補者体験)が悪化すると、選考における歩留まりも悪化し、ひいては企業ブランディングにも重大な影響を与える要因になります。
本資料では、
- 選考通過率や決定率などの歩留まりを改善するために、候補者体験を見直したい
- 採用難職種への新たなアプローチ施策を検討している
- 歩留まり改善の必要性は理解しつつも、足元の新規母集団形成施策に時間を取られてしまう
と悩んでいる企業人事責任者・担当者様が、選考の歩留まり率と新規母集団形成を同時に実行・変革する方法を解説しました。本資料では、採用CX(候補者体験)を向上するための施策を紹介しており、本記事ではその一部をご紹介しています。
「採用CXを向上させる6つの手法とタレント獲得施策」ダウンロードはこちら採用CX(候補者体験)とは
CXは「Candidate Experience」の略となり、候補者体験を意味します。CXとは、応募から内定までの選考プロセスにおける候補者の体験 = 候補者満足度のことを指します。
採用CX(候補者体験)と歩留まり率の関係
歩留まり改善とCX(候補者体験)には相関があります。候補者体験(CX)は、応募から内定までの選考プロセスにおける選考体験を指します。
営業・商売では、リピート購入や口コミを促すために欠かせない要素として「CX(顧客体験)の向上」という考え方が浸透しています。採用もそれと同様、選考を進めたい、働きたいと思わせる要素として「採用CX(候補者体験)の向上」が不可欠です。
選考のなかで候補者に対して満足度が高い体験を提供することができれば、彼らに選考に進みたいというポジティブな気持ちや、また応募したいという思いを醸成させることが可能です。採用CXの改善は選考の歩留まり率に直結し、採用効率を大きく向上させることに寄与します。
例えば、採用CX(候補者体験)を見直し、選考における歩留まりを解消し、応募決定率を2%改善するだけで採用決定数が3倍になるという試算が可能です。
採用CX(候補者体験)を向上させるための6つの施策
それでは、採用CXを向上させるためには、どのような施策を実施していけばよいのでしょうか?6つの施策をご紹介します。
※6つの施策について、さらに詳しく知りたい方は資料をご確認ください
1. 応募時受付や選考日程調整のスピードを早める
応募時や書類提出後のレスポンスの遅さは、企業に不安や不信感を与え、候補者の入社意欲を低下させてしまいます。
2. 選考期間の短縮や面接回数を削減する
選考期間や回数の増加は、採用競合のオファ―や囲い込みに遅れをとってしまい、人材獲得機会を逃してしまうきっかけになります。
3. 面談終了時に候補者へフィードバックをする
選考プロセスの要所でフィードバックを実施することで、候補者との信頼関係を構築することができます。
4. 面接官トレーニングを行う
面接官のトレーニングを通じて、次回選考の通過率を向上させ、選考中の離脱(辞退)率を低減することが可能です。
5. 採用ピッチ資料を活用し、自社理解度を高める
採用ピッチ資料を活用することで、自社の認知拡大や採用ターゲットとのマッチング率が向上します。
6. 内定通知に加え、内定時のオファー資料を提示する
内定通知書や雇用労働条件通知書に加え、「なぜ今回の候補者(あなた)が選ばれたのか」を言語化することで、候補者の自社選定への意思がより強固なものとなり、内定承諾率の向上に寄与します。これら、採用CXを改善するための6つの方法については、資料の中で詳しく説明しております。
足元の業務に追われながらも採用CX(候補者体験)改善を進めるために
採用計画の達成には、新規母集団の増加と歩留まり、量と質の双方改善が不可欠です。新規母集団を増やすためには、いかにして競合とバッティングせずに選考できるチャネルを増やすかが重要です。
しかし、各人事担当者からは「母集団増加と採用歩留まり改善の必要性は理解しているものの、目標数値達成のための毎月の応募数増加と選考対応に追われている」という声もよく伺います。新規母集団の増加と歩留まり改善は一件別の施策であり、忙しい採用担当者からすると、歩留まり改善施策の優先順位はどうしても劣後してしまいます。
本資料では、採用CX向上のための6つの手法について、さらに詳しい解説と実施の際のポイントを説明しています。さらに「歩留まり改善と新規母集団形成を同時に実践する」施策についてもご紹介していますので、資料の全容を知りたい方は下記より資料をダウンロードください。
監修者情報
監修 | TalentX Lab.編集部
この記事は株式会社TalentXが運営するTalentX Lab.の編集部が監修しています。TalentX Lab.は株式会社TalentXが運営するタレント・アクイジションを科学するメディアです。自社の採用戦略を設計し、転職潜在層から応募獲得、魅力付け、入社後活躍につなげるためのタレント・アクイジション事例やノウハウを発信しています。記事内容にご質問などがございましたら、こちらよりご連絡ください。