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2024.08.24更新

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なぜ採用オウンドメディアが必要なのか -施策推進のメリットとSTEP-

今後、ほぼすべての職業にて人手不足が想定され、労働人口の減少に反して求人数は増加の一途を辿る日本。

年々人材獲得競争が激化するなかで、各企業は転職意思が明確な「転職顕在層」だけではなく、具体的に転職活動をはじめる前の「転職潜在層」の段階から候補者を惹きつける、マーケティングの考えで採用活動をすることが重要です。

それと同様に、近年重要性が高まっているのが「採用ブランディング」です。採用ブランディングとは、採用活動において自社を「ブランド化」して候補者が入社する前から自社のファンにすることを目指す採用戦略です。採用ブランディングの一貫で自社の採用オウンドメディアを運営することにより、企業が本来持っている正しい魅力や価値を候補者に伝えることが可能となります。

本資料は、

  • 自社の採用ターゲットを獲得するためのブランディングや認知施策を見直したい
  • 選考時の辞退率やマッチング率を改善し、歩留まりを改善したい

とお考えの経営者、人事責任者、採用広報、採用マーケターや人事担当者様が、採用オウンドメディアのポイントを理解し、持続可能な採用戦略の一つのチャネルとして取り込めるようにするための資料です。下記では、資料の一部を紹介いたします。

目次

  1. 採用市場のトレンド(なぜ今、採用オウンドメディアなのか)
  2. 採用オウンドメディアの重要性
  3. 採用オウンドメディアを実施するメリット
  4. 採用オウンドメディアを進めるためのステップやポイント
  5. ノーコードで採用メディアを作成するMyBrandの紹介

「なぜ採用オウンドメディアが必要なのか」ダウンロードはこちら

採用市場のトレンド

労働人口の減少と採用需要の増加

現代の採用市場は深刻な人手不足に直面しています。特に専門・技術職において労働人口の減少が顕著であり、2030年までにはこの問題がさらに深刻化する見込みです。このような人材獲得競争時代に対応するため、各企業は転職顕在層の刈り取りだけではなく、転職潜在層を獲得するチャネルを模索する必要があるでしょう。

転職潜在層の獲得への転換

これまで、各企業においては求人広告や人材紹介会社など、外部依存した母集団形成が主流でした。ところが、これらの採用手法は一過性であり、自社を理解しきれていないまま入社する候補者が発生、採用ミスマッチを引き起こす要因となります。転職顕在層から母集団形成し続けるのではなく、転職潜在層からタレントを獲得することによって、持続的な採用を行いながら自社採用力を高めることができるため、各企業において注目が集まっています。

なぜ採用オウンドメディアが重要なのか

Z世代の社会進出と採用ブランディングの傾向が変化

採用オウンドメディアは、企業が自ら運営する採用関連のメディアを指します。Z世代が社会進出することにともない、情報伝達法が紙からWebへ、情報収集トレンドが情報量から効率性へと変化しています。ニーズの変化にあわせて、企業も自社の採用サイトやブログ・SNSアカウントなど、多様な情報チャネルから発信する必要性が増しています。

求職者の情報収集に関するトレンドが多様化

近年、求職者は企業の公式サイトやオウンドメディア、SNSアカウントなどを通じてリアルな情報を収集する傾向が強まっています。ONEによる『企業の「採用サイト」に関する意識調査』によれば、求職者の85%が企業の採用コンテンツを閲覧していると報告されています。企業が自社の魅力を正確に伝えるために、オウンドメディアを活用することが重要だとわかります。

採用コンテンツの充実が採用活動全体の資産となる

候補者は選考の過程で何度も企業のメディアと接点を持つことになります。候補者が入社するまでのフローは一般的に、認知・検討→ 興味・応募→ 選考→ 内定→ 入社という流れですが、この間にSNSや企業サイト、求人やイベント、面接官などと接する機会が発生します。そこで、企業は採用オウンドメディアを活用することで、求職者に対してありのままの企業の価値観や文化を発信することが可能となるため、結果として求職者側が企業に対して信頼感を抱くきっかけとなります。

採用オウンドメディアに対する調査結果

TalentXが実施した「採用オウンドメディアに関する実態調査」では、「採用オウンドメディア」を運用してよかったと思うかという問いに対して、運用してよかったと答えた割合は96.9%でした。また、「採用オウンドメディア」は早くからやっておくべきだったかという質問には、「もっと早くやっておくべきだった」と答えた割合は94.2%に上りました。全ての採用のプラットフォームとなる採用コンテンツは資産となるため、各企業において採用オウンドメディアは今すぐ着手すべき施策であるといえます。

採用オウンドメディアを実施するメリット

採用オウンドメディア運用は、自社の採用ブランディングを確立し、優秀な人材をミスマッチなく低コストで獲得できる持続可能な採用活動です。下記では、採用オウンドメディアを実施するメリットをご紹介します。

1. 自社の正しい価値が採用ターゲットに伝播できる

採用オウンドメディアは自社が本来持っているにも関わらず、採用ターゲットに伝わっていない正しい自社の価値や魅力を言語化し、人材会社を中継せずに一次情報を届けることが可能となります。人材仲介会社やクチコミサイトなどに掲載されている情報は、バイアスがかけられているものもあります。企業が本来持っている魅力である、「働く環境」「機会・キャリア」「報酬・ベネフィット」「文化・人」「事業戦略」などをマルチチャネルで発信することで、透明性の高い企業情報を候補者に伝えることができるので、リアルな情報を伝播することが可能となります。

2. マッチした人材が集まり、歩留まりが改善する

採用オウンドメディアを通じて、多様な正しい情報を発信することで、正しい自社の価値に魅力を感じた候補者の母集団形成が可能となるため、マッチ度の低い候補者が自然と離れていくことで入社後のミスマッチや無駄な選考活動が発生しにくくなります。結果的に歩留まり改善に効果をもたらします。

候補者が自社を知り、結果的に入社にいたるまで、「認知・検討」「興味・応募」「選考」「内定」「入社」というフェーズに大まかに分けられますが、それら各フェーズにおいて候補者はカルチャーマッチや他社と比較してどのような点で優れているのかなど、多岐な質問を抱くことがありますが、採用オウンドメディアを運営することで、候補者の疑念や懸念を払拭することに寄与します。

3. 採用コストの削減

採用オウンドメディアは、採用コスト削減にも寄与します。人材紹介や求人広告など、これまで一般的だった手法で採用し続けるには、それらの既存チャネルへ投資し続け、コストをペイし続ける必要があります。労働人口の減少と共に採用成果も微減し続ける既存の採用手法と打って変わり、採用オウンドメディアを効率的に運用することで、作成したコンテンツが自社の資産としてプールされ、結果的に採用への投資金額と採用成果が反比例でしょう。将来的な採用効率が既存チャネルを超える見込みがあるため、投資対効果が高い採用手法であるといえます。

4.インナー&アウターブランディングの強化

採用オウンドメディアは、社内の活躍人材も巻き込める採用ブランディング活動です。当事者意識の醸成や全社員採用(リファラル採用)成果を上げるインナーブランディング施策の実施が可能です。

採用オウンドメディアを進めるためのステップやポイント

ここまで、採用オウンドメディアに着手すべき理由とそのメリットをご紹介していきました。資料では、実際に自社に取り入れ推進していくためのステップとポイントを解説しています。

【資料内でご確認いただける内容】

  • 採用市場のトレンド
  • 市場動向をふまえた、採用オウンドメディアの重要性
  • 採用オウンドメディアを実施するメリット
  • 採用オウンドメディアを進めるためのステップやポイント

採用オウンドメディアは、現代の採用市場において非常に重要なツールです。適切に活用することで、採用コストの削減やブランディングの強化、応募者の質の向上など、多くのメリットを享受することができます。

資料の詳細や自社への活用方法を知りたい方は、下記より資料をダウンロードください。

監修者情報

監修 | TalentX Lab.編集部
この記事は株式会社TalentXが運営するTalentX Lab.の編集部が監修しています。TalentX Lab.は株式会社TalentXが運営するタレント・アクイジションを科学するメディアです。自社の採用戦略を設計し、転職潜在層から応募獲得、魅力付け、入社後活躍につなげるためのタレント・アクイジション事例やノウハウを発信しています。記事内容にご質問などがございましたら、こちらよりご連絡ください。

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